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2016年9月9日金曜日

『電車かもしれない』の話

 皆様は「電車かもしれない」という題名の楽曲をご存知だろうか。アニメーションの方は知っているという方が多いかもしれない。少女が奇妙な楽曲に合わせて踊ったり回ったり縄跳びをしたりしているあのアニメーションである。今回はこのアニメーションに関係する話をしようと思う。

 このアニメーションの作者は近藤聡乃氏である。近藤氏は画家であると同時に漫画家でもあり、現在は『ニューヨークで考え中』や『A子さんの恋人』などの漫画を描いている。前述のウェブ漫画のとおり、現在はニューヨークに住んでいるらしい。近藤氏の作品はウェブサイト『Akino Kondoh』で鑑賞することができる。 近藤氏は1980年生まれで、出身地は千葉県である。2003年に多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業している。 件のアニメーションを完成させたのは2002年のことで、近藤氏が大学4年生だったときのことだ。

近藤聡乃作品集
『電車かもしれない』のシーンが掲載されたページもある。
ニューヨークで考え中
ウェブ連載の漫画を書籍化したもの。
A子さんの恋人
ハルタに連載中の最近の作品。

 そもそも『電車かもしれない』という奇妙な題名は、ロック(?)バンド「たま」に在籍していた知久寿焼氏の楽曲に由来する。 『アックス』Vol.42に収録された近藤氏と知久氏の対談によると、近藤氏があのアニメーションを制作した理由には単に「たま」が好きだったということもあったようだ。アニメーションに使う楽曲の候補は「電車かもしれない」と「満月ブギ」の二つだったらしい。近藤氏曰く、どちらもアニメーションにしやすい楽曲だったそうだ。

『アックス』第42号
近藤聡乃氏と知久寿焼氏の対談が収録されている。表紙は近藤氏の作品。近藤氏の作品にはこの少女を描いた作品が数多く見られる。
汽車には誰も乗っていない
汽車には誰も乗っていない
「たま」のアルバム。アニメーションに使用された「電車かもしれない」はこちらに収録されている。同じく収録された「汽車には誰も乗っていない」や「まばたき」もかなりの名曲である。他にいくつかインストゥルメンタルも収録されている。
しょぼたま2
しょぼたま2
こちらにも「電車かもしれない」が収録されているが、近藤氏のアニメ作品に使われたものとは異なるバージョンであるため注意。こちらのバージョンも秀逸。
たま ナゴムコレクション
たま ナゴムコレクション
「満月ブギ」が収録されている。「満月ブギ」は柳原陽一郎氏の楽曲である。同じくたまファンの私から見ても渋い選曲。

 前述の対談によれば、近藤氏は『月刊カドカワ』で連載されていた「たまの百葉箱」が好きだったらしく、知久氏の絵を全て模写していたそうだ。 なお、近藤氏の短篇作品集『はこにわ虫』に収録された「はこにわ三部作」はたまの楽曲「はこにわ」 (柳原陽一郎氏の楽曲) が題材となっている。たまファンは必見である。

はこにわ虫
そのろく
「はこにわ三部作」の元となった「はこにわ」が収録されている。

 前述の対談には他にも昆虫に関係する話も語られている。知久氏はツノゼミなどの昆虫が好きな人物であり、近藤氏も昆虫を題材とした作品を制作している。気になる方は是非とも一読することをおすすめする。国会図書館などを利用するといいだろう。ちなみに、近藤氏は対談中、羽化したての虫について「すごく美味しそう」「チェルシーのヨーグルト味がしそう」という強烈なコメントを残している。

チェルシー

参考文献

2016年9月4日日曜日

立島夕子氏の話

検索してはいけないとかなんとか

 「あたしはもうお嫁にはいけません」という言葉を聞いたことがあるだろうか。この言葉は検索してはいけない言葉として有名な絵画の題名である。 描いた人が自殺したという噂が一部で流れているらしい。確かに不気味な噂が流れても不思議ではない衝撃的な絵画ではある。 実際は立島夕子氏という芸術家のウェブサイト『立島夕子の地下要塞』に掲載されている彼女の作品の一つである。1999年に制作されたものであるらしい。 このウェブサイトには絵画だけでなく、人形や写真の作品も掲載されている。 立島氏は1974年に東京で生まれ、女子美術大学を卒業している。現在は画家であると同時にパフォーマーでもあるという。 今回はこの立島氏について紹介したいと思う。

『あたしはもう お嫁にはいけません』

 件の『あたしはもう お嫁にはいけません』という絵画作品について、ニコニコ大百科の記事「あたしはもうお嫁にいけません」には立島氏のコメントとして次の言葉が掲載されている。

当時24歳、この絵を描いた当時私はある男性に付きまとわれ精神的に危篤でした。その男性の行動と過去の強姦未遂のトラウマが重なり表現された絵です。この絵は全ての性犯罪に対する私の決死の反逆の絵です。

 そう言われてみると、確かにそのような感じのする絵画である。特に描かれた人物の股間の辺りが。しかし、前述の記事にはこのコメントの出典が記載されていない。そこで、このコメントの情報源を調査したところ、『戦慄!世界の心霊・恐怖画像』という書籍であると判明した。

戦慄!世界の心霊・恐怖画像

表紙には例の作品も写っている。

 『戦慄!世界の心霊・恐怖画像』は題名と表紙を見る限りでは、コンビニか何かで売っている、暇つぶしになれば儲けものといった感じの書籍であるように見える。実際に読んでみたところ、「検索してはいけない言葉」を解説しているような内容だった。不気味な画像の乱立する中には立島氏の作品も含まれていた。 しかし、この書籍の特別な点は立島氏本人による作品についての解説が含まれていることである。それが前述の立島氏のコメントだったというわけだ。 この書籍にはこれ以外の立島氏の作品も掲載されている。本人のコメント付きで掲載されている作品を次に列挙する。

  • あたしはもう お嫁にはいけません
  • 美里自決
    自殺した友人を描いたものらしい。
  • VELVET
    この絵については立島氏はあまり言及したくないらしい。
  • 京曼荼羅
    Dir en grey」というバンドのボーカルの京を描いたものらしい。
  • 郁枝出棺
    事故死した友人の追悼のために描いた作品らしい。その友人は生前、「円蓮子」と名乗って人形を制作していたという。
  • 柘榴観音

 興味のある方は是非一読することをおすすめする。現在、この書籍は絶版らしく、国立国会図書館を頼るという手段が最も確実である。それにしても、どういった経緯でこのような本に立島氏はコメントを掲載することになったのだろうか。私にはこの書籍は恐怖をカジュアルに消費するためのもののように見えたのだが……。

立島夕子氏本人について

魂のアソコ
立島氏が出演していた映画。私自身は見たことがないが、Amazonのレビューによれば、立島氏の演技は「怪演」と評されるものだったらしい。

 立島氏は例の絵画が有名だが、舞踏を行っていたこともあるそうだ。 大豆鼓 (だいずこ) ファームという舞踏グループに1年間所属していたことがあったという。渋さ知らズのステージに立ったこともあるらしいが、集団生活に難があって離脱してしまったらしい。 また、役者としての経験もある。漫画家の山田花子氏の作品を題材とする映画『魂のアソコ』で主役の漫画家の役を演じたそうだ。 パフォーマーとしても活躍しているらしく、『BURST』という雑誌の第66号には立島氏のパフォーマンスの様子を撮影した写真が掲載されていた気がする (違ったらすまない) ([追記] 、Amazonの該当ページにて断片的に掲載されているのを確認。色々な意味で過激な内容であるため、閲覧の際は要注意)。

EATER vol. 8

BURST vol. 66

 立島氏はいくつかの雑誌でインタビューに応えている。

 2001年に出版された『EATER』の第8号では、1999年頃に友人として信用していた人物がストーカー紛いの人間に豹変したという事件が起きたと語っている。恐怖で心臓発作を起こして救急車に乗るほどの事態に発展したという。性暴力を受けた経験もあるらしい。これらの事件が有名な「あたしはもう お嫁にはいけません」などの作品に影響を与えている可能性はあるだろう。

 また、『BURST』の第66号では家族関係について語っている。父親は支配的な人物だったらしく、かなり悪い印象を抱いている。一方で母親とは仲が良かったらしく、個展には母親の遺影を飾っているという。立島氏自身については、リストカットの経験があるという話や、セックス依存症であるという話もあった。

 前述の『EATER』では2000年11月に行われた2回目の個展「爆心地のマリア」についての話も語られていた。 この個展の絵のテーマは「原爆」であったという。立島氏が小学生だったとき、担任の教師が原爆のケロイドの写真集を持ってきたことがあり、そのとき恐怖のあまりに写真集を見ないで逃げ出してしまったらしい。そのときの罪悪感から、小学校の図書館で原爆についての書籍を読み漁ったそうだ。 どういうわけか、子供のときから周囲には被爆者が多かったらしい。前述の雑誌では「何か、ずっと10歳の時から広島に呼ばれてるんですよ」と語っている。

 おそらく、立島氏はこれらの話題に関心があるのだろう。立島氏のTwitterアカウントでは政治的な話題がしばしば言及される。

このような作品の話ももちろん語っているようであるが、例えば次のようなことも呟いている。

 Twitterのプロフィール欄には「311以降、胆石、胆嚢炎発症(胆嚢全摘出手術により完治)、線維腫、虚血性大腸炎発症、原因不明の全身激痛発症。心の病気と体の病気は隠すのが面倒くさいので隠しません。NO WAR、NO NUKES!」と記されている。 ……何と言うか、典型的な芸術家というか、そんな感じのアレである。個人的にはこのTwitterアカウントは政治的な話題に耐性のある人物以外は読まない方が安全だと思う。 ちなみに、私は立島氏に話しかけたことは一度もないが、何故かTwitterアカウントがブロックされていた。

 以上で立島氏とその作品の紹介を終わる。ちなみに前述の『BURST』はアングラな雑誌であり、Twitterアカウントは危なっかしい話題に満ち溢れているため、立島氏について詳細を調べたい方は色々と注意することをおすすめする。

参考文献

グリフウィキで外字を使おう

グリフウィキの利用例
グリフウィキの利用例

 つい最近、知人から「グリフウィキ」 (GlyphWiki) なるウェブサイトの話を聞いた。グリフウィキとは「明朝体の漢字グリフ(漢字字形)を登録・管理し、皆で自由に共有することを目的としたウィキ」 (メインページ - GlyphWiki, 閲覧) だそうだ。誰でも自由に字形を作り、作った字形を利用することができる。 CSSのWebフォントを利用する機能を使えばウェブページ上で表示することも可能である。使いたいグリフを「グループ:全漢字」などのページや検索機能を使って探し出して、そのフォントのデータのURLを見つけてくればいい。

 グリフウィキの使い方や利用例の詳細は「グリフウィキで外字を使おう」に掲載している。興味のある方はどうぞ。

画像を出力するJava Servlet

 ウェブサーバに動的に画像を出力させたい場合がある。 リアルタイムで値が変動するデータのグラフを作りたい場合やアクセスカウンターを作りたい場合などがそれである。 グラフはJavaScriptのCanvas 2Dでも実現できなくもないだろうが、JavaScriptはクライアントに依存するため、それだけに頼るのは避けるべきである。SVGというXMLを利用した方法も使えるだろうが、SVGでは不都合な場合もあるだろう。SVGはブラウザによっては対応していないこともあるかもしれない。

 そのため、Java Servletを利用して画像を出力する方法を考えてみた。思いの外簡単であり、誰でも思いつくようなことだろうが一応書いておく。

 画像を出力するにあたってまず必要なことは、HttpServletインスタンスのdoGetメソッド等の引数である HttpServletResponseインスタンスのメソッドsetContentTypeを実行することである。 そのメソッドの引数に"image/png"などの画像の形式 (MIME型) を表す文字列を与えればいい。

 Javaで画像を扱うのに簡単な方法はBufferedImageを使うことである。 コンストラクタで一から生成してもいいし、ImageIOreadメソッドで既存のファイルを鋳型として生成してもいい。BufferedImagegetGraphicsメソッドの返り値のGraphicsインスタンスや、 createGraphicsメソッドの返り値のGraphics2Dインスタンスを利用すれば、画像の変換等を行うことができる。

 画像の処理を行った後、最後にImageIOwriteメソッドを実行する。第1の引数に処理を行ったBufferedImageのインスタンスを指定する。 第2の引数は"PNG"や"JPEG"等の画像の形式を表す文字列とする。 HttpServletResponseインスタンスのメソッドgetOutputStreamの返り値を第3の引数とする。 こうして、画像が出力される。

public class ImageDrawer extends HttpServlet {
 protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException {
  response.setContentType("image/png");
  
  BufferedImage img=new BufferedImage(200,200,BufferedImage.TYPE_INT_ARGB);
  Graphics g=img.getGraphics();

  g.setColor(Color.BLACK);
  g.fillRect(0,0,200,200);
  g.setColor(Color.WHITE);
  g.setFont(new Font("梅明朝",Font.BOLD,30));
  g.drawString("0123456789",0,30);
  g.drawLine(0,0,200,200);
  
  OutputStream os=response.getOutputStream();
  ImageIO.write(img,"PNG",os);
 }
}
実効結果

 上記のコードを実行すれば、このような画像が出力されるはずである。

Javaでスクリーンキャプチャ

Javaでスクリーンショットを撮る

 ディスプレイに表示されている画面を画像データ化したいとき、つまりはスクリーンショットを撮りたいときがある。WindowsではPrintScreenキーを押すとクリップボードにスクリーンショットを保存できる。画像編集ソフトウェアのGIMPには高度なスクリーンキャプチャの機能がある。 そして、Javaにもスクリーンショットのための機能がある。

 Javaには標準でjava.awt.Robotというクラスが存在する。このクラスは仕様書によると「Java プラットフォーム実装テストを自動化する」ために存在するらしく、自動的にキーボードのキーを押したりカーソルを移動させたりする機能がある。 当記事で紹介するのはこのクラスのcreateScreenCaptureメソッドである。

 このcreateScreenCaptureメソッドがスクリーンキャプチャの働きをするメソッドである。 引数はjava.awt.Rectangleのインスタンスであり、これで撮影する範囲をXY座標、幅、高さで指定する。 返り値はjava.awt.image.BufferedImageのインスタンスであり、このインスタンスは画像データを示す。こうして得られた画像をそのままファイルとして保存したり何かしらに表示したりすることができる。

連続スクリーンキャプチャ

 このスクリーンキャプチャの機能を利用するために私が実際に作成したプログラムの一部を次に示す。このプログラムは指定した回数countだけ撮影するというもので、指定したミリ秒delayの分だけ撮影毎に間隔をあける。そして、撮影したスクリーンショットのハードコピーをディレクトリdirに適当な名前をつけて保存する。 Robotにはスレッドスリープの機能をするdelayメソッドもあるためそれも利用した。 画像の保存ではjavax.imageio.ImageIOクラスを用いた。

//Robotを取得
Robot robot=null;
try{
 robot=new Robot();
}catch(AWTException e){
 e.printStackTrace();
}

for(int i=0;i<count;i++){
 /*遅延*/if(i!=0)robot.delay(delay);
 //ハードコピーを取得
 BufferedImage image=robot.createScreenCapture(rectangle);
 try {
  //画像を出力 (形式はPNG)
  ImageIO.write(image,"PNG",new File(dir,"screenshot"+(i+1)+".png"));
 }catch(IOException e){
  e.printStackTrace();
 }
}

 なお、RobotにはgetPixelColorというメソッドもある。このメソッドは指定した座標のピクセルの色を取得するというものである。 このように、Robotには少し変わった機能があり、工夫次第で面白い使い方もできるかもしれない。

JavaでWebカメラを制御する便利なAPI

 JavaでWebカメラを制御するためのAPIが存在し、「Webcam Capture in Java」で配布されている。 私がこのAPIの存在を知ったのは「Webcam Capture を使って Java から Webカメラ を簡単制御(キャプチャ・動体検知)する」という記事のおかげだが、使ってみると本当に簡単で便利だった。

 このAPIはJava6以降で動作し、当然ながら使用するにはWebカメラが必要である。ネットワークカメラも使えるらしい。「Webcam Capture in Java」によると、このAPIには次のような特徴があるという (下記の部分は前述のページを私が要約したものであり、参考にする際は自己責任でお願いします) 。

  • シンプルでスレッドセーフでノンブロッキングなAPI。
  • 他にソフトウェアを追加する必要なし。
  • マルチプラットフォーム。WindowsやLinux、Mac OSなどで動作する。また、様々なアーキテクチャをサポート。32ビット、64ビット、ARMで動作する。
  • 画像を備え付けのWebカメラから取得できる。USBで接続されたWebカメラも使える。ネットワークカメラも使用可能。
  • JMFやOpenCVなどの複数のキャプチャ用のフレームワークをサポート。
  • 一度コードを書いた後に別のドライバを使っても、そのドライバはWebcamDriverクラスによってラップされるため、コードを書き換える必要はない。
  • カメラ映像を表示するSwingコンポーネントが用意されている。複数のカメラから特定のカメラの映像を選んで表示できる。
なお、上記のサイトは全部英語で書かれている。正確な情報が欲しい方は頑張って和訳していただきたい。

 このAPIの使い方は「Webcam Capture を使って Java から Webカメラ を簡単制御(キャプチャ・動体検知)する」を読めばだいたい分かるはずである。 ここではその補足をする。詳細はAPI付属の仕様書を読んで把握してほしい。

 リアルタイムのカメラの映像を表示させたいときにはcom.github.sarxos.webcam.WebcamPanelクラスまたはcom.github.sarxos.webcam.WebcamViewerクラスのインスタンスを用いればいい。 WebcamPanelはjavax.swing.JPanelのサブクラスであり、WebcamViewerはjavax.swing.JFrameのサブクラスである。使い方はスーパークラスに準じる。 WebcamViewerではカメラの切り替えが可能である。 WebcamPanelは指定したWebカメラだけを対象にする。必要に応じて使い分けるといいだろう。

 また、Webカメラが取得できる画像の大きさはデバイスに依存するようである。com.github.sarxos.webcam.WebcamクラスのgetDeviceメソッドで com.github.sarxos.webcam.WebcamDeviceインターフェースというデバイスを抽象化したインターフェースが取得できる。 そのインターフェースのgetResolutionsメソッドで利用できる画像の大きさのリストを取得できる。 それから適当なものを選んで、WebcamクラスのsetViewSizeメソッドで取得したい画像のサイズを指定すればいい。 getResolutionsメソッドの返り値にないものを指定するとエラーが発生するため注意が必要である。

SCPを翻訳するには~職員はSCP Foundationを翻訳してください~

この記事は本来はに別のサイトで投稿していたものです。修正した点もあります。

はじめに

 あなたは「SCP Foundation」をご存知だろうか。 「SCP Foundation」は簡潔に言えば、超常的な事物・現象を研究している謎の団体の調査記録を中心とした、海外発の怪奇創作群のことである。 「FC2 Wiki」を利用した「SCP Foundation 非公式日本語訳Wiki」を中心に和訳が進められており、また、日本語による公式支部「SCP財団」も存在する。 当記事では「SCP Foundation」についての詳細な解説を行わない。親切に解説してくれるウェブサイトや動画は数多くあり、興味はあるが詳しくは知らないという方はそちらを参照すればいいだろう。 SCPが生まれた経緯や詳細な設定・カノン、Creative Commonsについての説明や、SCP-JP設立には生まれたばかりの掲示板の住民が関与していたらしいこと、 加藤泉氏へのリスペクト忘れずにという話は私よりももっと親切な方に頼っていただきたい。

 当記事で扱う内容はそれよりも深いものであり、SCPに関する知識をある程度有している方向けの内容となる。言ってしまえば、「SCP Foundation」の作品を翻訳しようという話だ。 当記事ではSCPの記事の翻訳に役立つかもしれないことについて、筆者が勝手に自分なりの解説を行う。 翻訳を行ってみたいという方を対象とした内容になっているはずである。 ただ、私自身、Taleを翻訳した経験がなく、そもそもTaleを扱うほどの能力がない。そのため、当記事では"SCP-XXX"という形式の記事だけを扱うこととする。 また、英語版のみを扱うとし、他の言語で書かれた作品についての言及は避ける。これも経験が無いため語りようがないためである。

 実を言えば、私よりも翻訳の経験が豊富な方は大勢いる。1人で100、200の記事を翻訳した強者もいるらしい。 ただ、そのような方々は多忙なもので、役立たずほど無駄話をする時間があるというものだ。そこはご了承願いたい。 また、当記事で語る話は、エッセイという名目でSCP-JPに投稿することが推奨される事柄でもあるかもしれない。 それでも、あまりにも個人的で勝手な内容になるし、前述の通り、より適任の方がいるため、あくまで私の話は個人のブログ記事程度にとどめておくこととする。

 なお当記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンスのもとで提供する。当ブログの他の記事についてはその限りではないことに注意していただきたい。

SCPの記事の翻訳に手をつけるには

 英語から日本語への翻訳は難しそうに思われるかもしれない。しかし、少なくともSCPの記事に関しては翻訳は難しくない。 SCPの記事は報告書の形式をとっている。報告書というものは一般に簡潔な表現をするもので、冗長な表現は避ける。誰にでも効率よく内容を理解できるように書かれることが多く、英語が母語でない人間にも分かるように書いてあることが多い。俗語や方言、古語のような分かりにくく、フォーマルでない表現は滅多に出現しない。 和訳をするにしても、特別に意訳する必要はあまりなく、直訳しても十分に意図が伝わることが多い。 ただし、受動態や無生物主語が使われた文の直訳は避けた方がいい場合もある。同義の別の単語や代名詞への言い換えが頻出する場合も、一つの単語に訳を統一した方がいいかもしれない。 これらの場合についても訳すのはそれほど難しくないだろう。

 高校生レベルの英語能力でも、辞書さえあれば何の問題もないと私は考えている。 Taleは小説であるため難しいだろうが、あくまでも報告書形式の記事であれば和訳する分には問題ないだろう。 我が国の英語教育政策に批判的な方もいるだろうが、カリキュラム通りに英語教育に十分に取り組めば、それなりに身につくものがあると私は考えている。 英語の成績が悪かったという方や、英語を全く覚えていないという方は、これを機に高校生が使う教科書や参考書などで勉強するといいかもしれない。

 しかし、インタビュー記録や映像・音声記録など、誰かが話した内容をそのまま文章化したという体のものについては話が変わる。 当然ながら、その内容は話し言葉で書かれており、話者や内容によっては口調を変える必要がある。 また、俗語や方言、古語が出現することもある。中には辞書に未記載の表現もあるかもしれない。ウェブ検索をすれば意味を解説してくれるページなどが見つかるかもしれないが、それにしても親切なページを根気よく探し続けなければならないこともある。 このような理由により、インタビュー記録などは翻訳が格別に難しいこともある (難しい表現が登場して翻訳することができなかった場合は、誰かに質問してみるのも一つの手である。このことについては後述する) 。

 ただ、難しい表現に躓いても臆する必要はない。SCPの翻訳活動はどこからかお金が出てくるわけではなく、翻訳者は全員、無償無給のボランティアである。所詮は単なる余暇活動の趣味でしかない。 誤訳に怯えるくらいなら、英語ができない人には全く読めない記事を多少は読めるものに変えるというだけでも意義があると私は思う。

二つのWiki

 SCPの和訳作品を扱うウェブサイトは2箇所存在する。「SCP Foundation 非公式日本語訳Wiki」と「SCP財団」である。 前者の方が設立が早いものの、あくまで非公式という扱いであり、記事の翻訳はこのサイトを中心に行われている。「翻訳Wiki」と呼ばれることもある。後者は公式扱いであるが、翻訳よりも独自の創作活動の方が盛んである。また、前者のサイトは誰でも記事の投稿や修正が可能であるが、後者のサイトは登録制になっており、参加申請を申し込まなければ記事の投稿や修正を行うことはできない (余程のことがなければ参加申請が却下されることはないらしいが) 。 設立時期に差があるためか、翻訳したものは最初に翻訳Wikiに投稿し、余力があればその後にSCP-JPに投稿することになっている。 自分でSCP-JPへ投稿しなくても、親切な方が翻訳Wikiから転載してくれることもある。

 ただ、その転載という作業が少々厄介である。 翻訳Wikiは「FC2 Wiki」を利用しており、SCP-JPは本家と同様に「Wikidot」を使用している。 サービスの運営元が異なるためか、Wiki構文も異なるのである。Wiki構文とは、特殊な記号を利用することで、文字を装飾したり、表や引用文などを表現したりすることができる機能である。テキストエディタの置換機能を駆使すれば、Wiki構文の変換も難しくはないが、面倒なことには変わりない (特に引用を表現する構文の変換がやや厄介である) 。 ただ、SCP-JPは本家とサービスの運営元が同一であるため、Wiki構文をそのまま流用できる。 翻訳Wikiではそうもいかず、自分でWiki構文を調べる必要がある。 また、SCP-JPではページごとにディスカッションの場が用意されている。そこで翻訳の際に自信のなかった部分について質問すれば、親切な方がよりよい訳を提案してくれるかもしれない。ディスカッションページをRSS登録するといいだろう。

 余談だが、SCPの翻訳にはテキストエディタを使用するべきである。 Microsoft Office WordやLibreOffice Writer、TextPadの使用は推奨しない。これらのソフトウェアはWYSIWYGと言われるもので、文字の装飾や表組みなどが簡単に行えるが、Wiki構文の表現には適さない。これらのソフトウェアで文字の装飾などを行ったところで、それをWikiに反映することは不可能である。 また、Wikiの投稿画面で直接に文章を書いていくのも避けるべきである。間違えて未完成のまま投稿してしまうこともあるし、うっかりブラウザを閉じてしまえば、翻訳作業の成果が一瞬にして無に帰することになる。 Wiki構文の表現にはプレーンテキストを扱うテキストエディタが最も効率がいい。

 Windows標準のテキストエディタは「メモ帳」である。ただ、これはあまりにも低機能であるため、別のエディタを用意した方がいい。 Windowsで無料で使える優秀なエディタと言えばTeraPadが有名である (少なくとも私の界隈では) 。ただ、TeraPadは一部の文字を扱うことができないらしい。 SCPで頻出の"█"が"?"に変化してしまうのだ。そのため、TeraPadの使用も推奨しない。

 あるエース級翻訳者は「Sublime Text」を愛用しているという。このテキストエディタは高機能であり、"█"を問題なく使用できる。それ以外にもSCPの翻訳に適したエディタが存在するかもしれない。色々と探してみるといいだろう。 ちなみに私は諸事情でgeditを愛用している。geditは高機能なのだが、使える環境がかなり限られている。Windowsユーザには厳しいだろう。

 今更な話ではあるが、SCPの翻訳作業はパソコンを使う方が効率がいい。英語の原文を読みながらテキストエディタに和訳文を書き込むことができるためである。スマートフォンやタブレットしか持っていないという方はパソコンを用意した方がいい。

記事の構成

 本家本元のSCP記事の原文は、「Item #」、「Object Class」、「Special Containment Procedures」、「Description」で構成されているものが多い。時折、「Addendum」が付加されている。 「Item #」はSCPの番号で、「SCP-173」や「SCP-096」というようなことが書かれている部分である。 「Object Class」はSCPの脅威度や収容の難しさなどを示すものであり、大抵はSafe/Euclid/Keterのどれかである。この3種類のうちのどれでもない記事は内容も特殊で、翻訳が難しい場合が多い。また、Keterも比較的難しい内容であることがしばしばある。 「Special Containment Procedures」はSCPの取り扱い方を簡潔にまとめた項目である。頭文字が"SCP"になっているのが面白い。 「Description」はSCPについての詳細が書かれており、「Special Containment Procedures」はこの「Description」の内容を理解した後の方が翻訳しやすい。 「Addendum」は補遺であり、追記事項や記録事項などが書かれている。この部分がオチになっている記事も多い。 なお、この基本的な構成に従っていない記事も存在する。そのような記事はメタな内容を扱っているなど、翻訳が難しい場合が多い。 特殊な記事の中にはコメントなどとして隠し文字が仕込まれていることもある。その点にも注意しなければならない。

 翻訳の際に問題になるのが、実はこれらの項目名の訳のあて方が意外と統一されていないことにある。翻訳WikiとSCP-JPとで推奨される名称が異なっている可能性がある。 詳細は後で述べるが、それ以外のインタビューの雛形などにも差異が存在するようだ。 とりあえずは、それぞれのサイトでの流儀に従っておけば問題ないと思われる。翻訳Wikiに翻訳作品を投稿するときは翻訳Wikiの作法に、SCP-JPに投稿するときはそのサイトの作法に従っておけば大丈夫だと思う。……多分。 面倒であれば、公式であるSCP-JPの流儀で統一しても問題ないかもしれない。……自信はないが。

 翻訳Wikiの「SCP翻訳用テンプレート」には翻訳の雛形が用意されている。 「Item #」と「Object Class」はそのままで、「Special Containment Procedures」は「取扱方」、「Description」は「概要」、「Addendum」は「付録」となっている。 「Special Containment Procedures」を「取扱方」と訳すのは原文の頭文字"SCP"を無視していて、やや味気なさを感じなくもない。 また、翻訳Wikiは記事にも題名が掲載され、「Item #」に原文へのリンクが張られるが、後述のSCP-JPにはそれがない (SCP-JPのこの形式は本家により忠実な形式にするためだろう) 。 目次には原題と邦題の両方が記載されている。

 SCP-JPの「SCP記事作成のガイド」には独自に記事を作成する際の雛形が掲載されている。翻訳の参考にもなるだろう。ここで掲載されている雛形では、「Item #」は「アイテム番号」、「Object Class」は「オブジェクトクラス」、「Special Containment Procedures」は「特別収容プロトコル」、「Description」は「説明」、「Addendum」は「補遺」となっている。 「Special Containment Procedures」を「特別収容プロトコル」と訳すのは頭文字"SCP"を意識したためだろうが、「プロシージャ」を「プロトコル」に変えた意図は不明である。 また、目次には邦題しか掲載されていない。

丁寧語と文体

 SCPの報告書の和訳作品は丁寧語で書かれていることが多い。原文はフォーマルな形式で書かれているというだけで、私は原文を読んでも丁寧語を使う必要性を感じない。 一般に、日本語で報告書や論文などを書く際は敬語が使われることはない。敬語は冗長なことが多く、簡潔さが求められる報告書に敬語は適さない。 レポートを丁寧語で書く人がいるとすれば、学生がレポートの文字数を水増ししたいときか、余程丁重に扱わないと文句を言いかねない客人を相手にするときくらいだろう。 報告書の内容を急いで理解しなければならない非常事態に、その報告書が冗長に敬語で書かれていれば、報告書を破り捨てたくなる衝動に駆られるかもしれない。 私自身は、報告書を丁寧語で訳すことをかなり疑問に思っている。 和訳に丁寧語を使うようになった経緯を私はよく知らない。最初の翻訳者が丁寧語で翻訳したためだろうか。 今となっては、丁寧語で書かないようにしようと主張したところで、既に翻訳された大量の文章を逐一修正することになるため、その主張が通ることはないだろう。 実は、補遺部分を訳すときは、密かに丁寧語を極力使わないようにしているのだが、無駄な努力かもしれない。

特殊用語

 SCPの記事ではしばしば特殊用語が使用される。「サイト」や「機動部隊」、「ミーム」、「XK」などだ。「ミーム」などはSCPの専売特許ではないのだが、一般的な言葉ではないのは確かである。「XK」のように正確な意味が判然としていない用語もある。 これらの用語の意味を把握するには、記事を数多く読んでおおまかな意味を察するという方法もあるが、ガイドハブやエッセイなどを読む方が手早く理解できるだろう。下記に読んでおいた方がいいページを紹介する。 記事中で不明な単語が出現した場合は、これらのページをもう一度見直すか、ガイドハブを読み直すといいだろう。 それ以外の科学や人文などの分野の専門用語については辞書をひくのが最も手早く済む方法かもしれない。正確に理解するには、その分野の勉強をする以外に手はないだろうが。

SCP財団とは
とりあえず共通する世界観を理解する必要がある。世界観についてのより詳細なまとめについては、このページにそのまとめへのリンクが張られているため、それを参照のこと。 「機動部隊」や「セキュリティクリアランス」などの詳細は必ず知っておく必要はないが、それらの設定が重要な記事を翻訳する場合は調べた方がいい。 ただし、全ての記事が同じ設定を踏襲しているとは限らないことに注意する必要がある。
マッケンジー博士の用語集
SCPの専門用語について簡単にまとめられている。ただし、ここで説明されている用語の定義が、SCPに関わる全ての人の総意であるとは限らないことに注意する必要がある。 例えば、「マッケンジー博士の用語集」では「SCP Foundation」という用語は記事中には出現しないというようなことが書かれているが、「SCP Foundation」という表現が使われた記事も意外に多い。また、とある生ける伝説と化した翻訳者によれば、"scip"という表現よりも"anomaly"という表現の方が多く使われるらしい。
要注意団体
読んでも楽しい要注意団体がまとめられたページ。要注意団体が登場する記事を訳すのでなければ読む必要はないが、知っておいた方が捗るものもあると思う。

頻出表現・語句

 ここでは、特殊用語ではないが、SCPの記事中で頻出の表現・語句について紹介する。主に、SCPの記事で出現する際の訳し方について述べるが、正確な意味の詳細を把握するには英語辞典を読むことをおすすめする。

 この項については、思いついたときに随時、表現や語句を追加することがあるかもしれない。

be to do
「Special Containment Procedures」に頻出する表現。他にも「should」、「must」、「have to do」などが出現することが多い。 私は高校生時代に習った記憶があるが (いや、中学生時代だったっけ、うろ覚えだなあ) 、かなり多義でそれも曖昧な意味合いだった記憶がある。
「Special Containment Procedures」で出現する場合は義務や命令を表しているものと思われる。場合によっては予定を表している可能性もある。 SCPの和訳作品では「……します」という表現をしばしば見かけるが、おそらくこの表現を訳したものだろう。 個人的には「……してください」と訳すことが多い。とある翻訳聖人は「……することになっています」と訳しているらしい。 文章の流れに合わせて、訳し方を上手く調節する必要があるが、「……します」という訳し方は個人的には不自然だと思う。
contain, keepなど
収容対象が収容されていることを表す表現として使われる。"contain"はそのまま「収容する」と訳せばいいだろう。"keep"も「収容する」と訳してもいいかもしれないし、「保管する」、「置いておく」などと訳した方がいい場合もあるかもしれない。
recover
SCPでは「(異常な物体を) 回収する」という意味で使われることが多い。
incident
「出来事」を意味する言葉であるが、SCPでは「事件」、「事案」などと訳されることが多い。個人的には「事件」と訳すことが多い。
breach
SCPでは「収容を破る」という意味で使われることが多い。「収容違反」と訳すことが多いようだが、「収容違反」という言葉は日本語として不自然な気がする。ただ、他にいい言葉が思いつくわけでもないため、前例に従うことにしている。
violently
"violent"と聞くと、"domestic violence"などの言葉の連想で「暴力的に」と訳しそうになるが、「激しく」、「猛烈に」と訳した方がいい場合が多い。文によっては、程度の激しい様を意味する別の言葉に置き換えた方がいいだろう。「激しく」と訳すのが必ずしも最良であるとは限らない。
余談だが、SCPの話で"DV"という言葉が出てくるとき、それは"downvote"を意味することが多い。家庭内暴力と勘違いしないように。……しないか。
agitated
日本語で言うところの「アジ」、「アジテーション」と語源は同じものだろう。SCPで形容詞として使われる場合は「動揺した」という意味であることが多い。観察対象が"agitated"する場合は、大抵こういう意味である。

見慣れない表現

 インタビューなどではしばしば見慣れない表現が登場することもある。この項ではそれについての話をしようと思う。ここで紹介する表現は、数多くの記事で出現するわけではないのだが、個人的に思い出深い表現であるため紹介しようと思う。

 この項についても、見かけたときに随時、表現や語句を追加することがあるかもしれない。

If I never see ... again, it’ll be too soon.
「二度と……を見たくない」という意味らしい。言われてみればそんな意味がしそうな表現である。
if i never see you again it'll be too soon. what's the meaning of that? | Yahoo Answers」というページを見て、初めて意味を理解したのだが、質問者の人がそう言われたのだろうか。かわいそう。
a 40
何かと思えば「牛乳」の俗語であった。結局「ミルク」と訳すことになった。
Moot point.
直訳すれば「議論の余地のある点」ということだが、実は俗に「無意味な話」、「重要でない事柄」というような意味で使われているようだ。 詳細は「アメリカでプロジェクトマネジメント!: Moot point 無意味な議論」を参照。 改めて辞書を見返してみると、俗語としての意味も載っていないこともないのだが、かなり分かりにくい。
Don't let ... get to you.
「……を気にするな」というような意味らしい。対象によって「……のことをくよくよと悩むな」というような意味合いにもなるようだ。
get hammered
「ハンマーで殴られる」ではなく「ひどく酔っ払う」という意味で使われていた。
検索してみると、「Urban Dictionary: get hammered」というページが出てきた。これは便利かもしれない。
hide under one's nosehairs
「私たちの鼻毛の下に隠れる」という珍妙な表現に見えるが、実際は"hide under one's nose"と同義の表現であると思われる。つまりは「自分たちのすぐそばに隠れる」ということである。鼻の下よりも鼻毛の下に隠れている方が厄介そうだ。
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