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2017年6月12日月曜日
東方蛍光祭にて
2017年6月4日にて綿商会館で開催されたリグル・ナイトバグオンリーイベント「東方蛍光祭」に一般参加しました。実は、訳あって東方Projectに対する熱意が著しく磨耗していたのですが、リグルオンリーが開催されると聞いて急いで戻って参りました。今回は蛍光祭の感想などを書いていこうと思います。
まずはイベント全体の雑感です。東方におけるリグルの扱いは、東方について詳しい方ならばご存知でしょう。正直なところ、マニアックなごく少数の人が来るだけなのではないかと思っていました。しかし、蓋を開けて見れば、参加者は思っていたよりも多く、カタログや来場者プレゼントも全て捌けたとのことでした。失礼な話ではありますが、私はその報告を聞いてかなり驚いたものです。サークル参加者にはリグル関係で名高い面々が集まり、コスプレイヤーも沢山いて至る所に緑髪の男女が歩くという状況で、リグルファンにとっては至上のイベントだったのではないでしょうか。現地でリグルのイラストやSSを制作してバトンを回すというリアル・リグルリレーという催しもなかなかに楽しいものでした。私も駄文を投げてきました。
次いで頒布物についての感想です。私が以前から好いていたサークルはもちろんのこと、初めて名前を聞くような方も面白い創作物を出していて、様々な作品を入手することができました。今回は特に面白いと思ったものを紹介しようと思います。
まずは立体物から紹介します。写真下はBIFRSTさんや水中花火さんが頒布していたアクリルキーホルダーです。素敵なイラストがそのままアクセサリーになるわけですから、アクリルキーホルダーというのは絵描きにとってもそのファンにとっても嬉しいものですね。 立体物の中で特に目を引いたのは「ぷちっと★くりえいと」というサークルが頒布していた粘土のフィギュア (写真下) です。このサークルの存在は知っていましたが、購入したのは今回が初めてです。小さくて可愛らしい作品で、持ち帰る際にはうっかり壊してしまわないかとヒヤヒヤしたものです。購入したときに破損防止の備えのついた容器に入れていただいたのですが、それでも繊細で愛らしいこのフィギュアに取り返しのつかない傷がつかないかと恐ろしくてたまりませんでした。
次は同人誌の話です。最初は「月刊ナイトバグ PHAMTASM」。かつて刊行されていたリグルオンリーマガジンが今回のイベントのために復活したというもので、表紙は水中花火さんとうがつまつきさん。内容は様々な人が制作したリグルのイラストや漫画、SSが並んでいるというものです。月刊ナイトバグで見かけた面々が今回も寄稿しているのを見ると何か思うところがあります。この中での一押しは定宏さんの「いつか かえる ところ」というホラー漫画です。この本の中では唯一のホラーでして、私はホラーが好きなので特に好印象でした。有名な「渋谷のリグル・ナイトバグ」のように、リグルはホラーも似合うキャラクターだと思います。
次は羊箱さんの「なつりぐる」。バカルテットで展開させる種類のギャグ漫画で、リグルが日焼けしたチルノのような人気を獲得するために卑怯な手段に出るという筋書きです。可愛い表紙につられて手が伸びて、表紙を開くとギャグと人気ネタという不安要素があって内心ヒヤリとしました。しかし、オチが見事の一言。買って良かったと思いました。
次は粒状斑さんの「触角カタストロフ!!」。以前の「リグルは触角を自由に変えられる」という独自設定を再び採用した作品です。沢山のキャラクターが出てきてわちゃわちゃと騒ぐという種類の作品が好きな方におすすめです。斑さんは「月刊ナイトバグ PHAMTASM」にも成人向けにならない程度のアレを寄稿しているのでこちらも必見です。私としては、昔に描いていたシリアスなノリの作品をまた見たいと思っているところです。私が斑さんの存在を知り、リグルに対する認識を改めた契機となっている作品ですから。
次はきじまさんの「リグルの合体技をかいた本。」。きじまさんと言えば、リグルだけでなく「ボクと魔王」の二次創作イラストをよく描いている方ですね。「グリモワール オブ マリサ」をオマージュした作品で、リグルが他のキャラクターと協力して放つスペルカードを魔理沙が記録するというものです。オマージュ元の方は遠い昔に読んだきりですが、そのときの魔理沙のやや嫌味のこもった解説が頭に浮かぶほどに上手にオマージュしているという印象でした。
次は星落としさんの「ジオグラフィック」。簡素な線でリグルと蟲たちの一日を描いた漫画です。軽妙で味わいのある作品だと思います。スクリーントーンよりも線の表現が多いのが印象的で、それがすっきりとした印象を与えているというように感じました。結末も好きです。
次はBIFRSTさんのイラスト本。内容はリグルに様々な蟲の格好をさせてみたというものです。BIFRSTさんはスラリとしたスマートな体つきのリグルをよく描く方ですが、硬い質感と鮮やかな模様をもつ蟲の表現と合わさり、蟲に興味のある方にとっては至福の一冊となっています。私にとって、今回のイベントで一位二位を争う収穫でした。ちなみに、相方さんのポストカードですが、封筒の出来が良すぎて未だに開封できていません。
最後はうがつまつきさんの「なあ…交尾しようや…」。とんでもない題名ですが一般向けギャグ漫画です。題名通りの蟲の交尾についての面白漫画です。実を言うと、私はうがつさんのギャグ漫画を読んだことがなく、ギャグというものは色々と難しいものですから、この作品を購入したときは内心不安でした。ただそれは全くの杞憂。今思えば失礼と言わざるを得ないものでした。随所に小気味よく挟まれる小ネタに最後の渾身の大ネタ。リグルと蟲の生態を絡めたネタを使った作品は多くありますが、その中でもトップクラスの出来だと思いました。
今回のイベントで一ファンとしてうがつさんにお会いできたことも嬉しかったです。ところで「断罪のユディト」の読み切り版ってどうなりました?
以上で感想は終わりです。東方オンリーイベントというだけでは今後参加しないと思いますが、リグルが主役のイベントが再度開かれるようなことがあれば、また参加したい所存です。関係者の更なる活躍を願っております。
— 東方蛍光祭準備会 (@keikousai) 2017年6月11日
……なんてことを書いていた最中に続報が。これは期待ですね。